1ヶ月の生活費から見る日本人のアメリカ生活のアレコレ
日本の生活とアメリカの生活は、その文化や習慣の違いから、いろいろな面で異なります。
しかし、先進国として物が豊かにありますし、多彩なサービスが提供されていますので、生活に苦労することはほとんどないでしょう。
日本食を含め日本人が欲するものも、日本で購入するのに比べれば当然高くなってしまいますが、ほとんど手に入れることができます。
サービスにしても物品にしても、アメリカは選択肢の多いところですので、あまりお金を使わないようにシンプルな生活をすることもできますし、ゆとりのある生活をすることも可能です。
物価と1ヶ月の生活費
物価は総じて日本より高いと言えるでしょう。
ファストフード店やレストランでの食事も、日本より数割高いのが一般的です。
そのため、どの程度のレベルの生活を送るかによってだいぶ異なります。
家賃などの地域差もかなり大きいです。
日本円で一人暮らしだと20万円くらいは見ておいた方がいいでしょう。
食料品一般やガソリン代は日本より総じて安いので、上手にやりくりすれば無理なく生活できるでしょう。
生活必需品
アメリカでの生活必需品は日本とそう変わりません。
しかし、アメリカでは自動車がないと生活しづらい環境にありますので、車を購入することをあらかじめ考慮に入れておいた方が良いでしょう。
軽自動車のような小型の車はあまりありませんので、大きめの車が主流となっています。
もちろん、ニューヨークなどの過密都市に住むのであれば、地下鉄などを利用できますので、車は不要です。
日本人街
アメリカ全土に日本人は住んでいますが、日本人街と言えるようなコロニーを形成しているところはごくわずかです。
一番大きな日本人街はロサンゼルスにあり、ここではほぼ日本と変わらない生活ができます。
食料品やレストラン、ちょっとした雑貨に至るまで日本の物が手に入りますので、とても便利なところです。
サンフランシスコにも小規模ながら、日本人向けの店舗が集まるところがありますし、ニューヨークにもたくさんのレストランやショップがあります。
しかし、日本人街と言えるほどの密集したエリアではなく、散在しているという感じですので、それぞれのお店やサービスを探す必要があります。
治安の悪い場所
以前のように治安が非常に悪く、立ち入りするのさえはばかられるようなところはかなり少なくなっています。
しかし、大都市であればどこでも治安が悪い場所というのは存在します。
そのようなところは、地元住民も意識してあまり立ち入らないことが多いので、地元の人に聞いてみると良いでしょう。
昼間はなんともなさそうでも、夜は急に雰囲気が悪くなるところも多いので、気を付けましょう。
⑥日本語が通じる病院
日本人が多い大都市には、複数の日本語が通じる病院があります。
医師が日本人もしくは日系アメリカ人というケースもありますし、日本語通訳者を置いているところもあります。
また、ロサンゼルスやニューヨーク、サンフランシスコなどは、病院通訳をしている人もいますので、病院に日本語を話す人がいなくても、そういった人に依頼して付いてきてもらうこともできます。